梅雨入り前に揃えたい！ジメジメ対策除湿家電

爽やかな春のお天気もそろそろ終盤に差し掛かり、いよいよ梅雨のジメジメがやってきます。家も湿気っぽく、洗濯物も部屋干し続き。うんざりしがちな梅雨を快適に乗り越えるためのマストアイテムが、除湿家電です。

今、ハイスペックな除湿家電がたくさん出ているのをご存知でしょうか。機能性はもちろん、デザイン性も優れた今どきの除湿家電、梅雨入り前には揃えて、これからの季節を清々しく迎えましょう。

まずは除湿機のタイプをチェック

除湿機は主に3つのタイプがあります。それぞれメリット・デメリットがあるので詳しくご紹介します。

1. 1. コンプレッサー式

コンプレッサー式除湿機は、3のタイプのなかで一番古くからあるタイプで、エアコンの除湿機能と同じ方法で除湿します。室内の湿った空気を吸い込み、水分をとってさらさらになった空気を室内に戻します。吸い取った水分は排水タンクにたまります。

コンプレッサー式除湿機のメリットは除湿力の高さと電気代の安さです。除湿機自体が熱を発しないため、室内の温度が高くなることもなく、梅雨や夏の除湿には向いていると言えるでしょう。

デメリットとしては、他のタイプと比較して本体サイズと運転音が大きいことです。また、室温が高い時の除湿は得意ですが、冬場など室温が低い時は除湿能力が落ちてしまいます。

1. 1. デシカント式

デシカント式除湿機は、ゼオライト（乾燥剤）に室内の湿った空気の水分を吸着させることで除湿します。吸着した水分は、除湿機内のヒーターであたためられ、水になって排水タンク内にたまります。

デシカント式除湿機のメリットは、ヒーターを使うため寒い季節でも除湿能力が保てることです。冬の時期の衣類の室内干しには活躍します。その反面、夏の使用には向いていません。ヒーターを使うため電気代が高くなりがちなこともデメリットでしょう。

除湿力重視で選ぶ！ハイスペック除湿機

とにかくジメジメした空気をカラッとしたい！という人は、除湿力を比較してみるといいでしょう。その目安が「適用畳数（適用床畳数）」です。使用する部屋の広さに合わせて選びましょう。除湿可能な広さは建物の構造によっても異なります。鉄筋コンクリートの部屋と比べて、木造の部屋はその適用畳数が半分程度になってしまうこともあります。メーカーの説明書で確認が必要です。

シャープ CV-R180（コンプレッサー式）

除湿能力は16L/日で広い部屋の除湿にも活躍するハイパワー除湿機。上下に風をしっかり届ける広角スイングに、プラズマクラスター7000も搭載で、衣類乾燥にも最適。

ナカトミ NAKATOMI（コンプレッサー式）

ナカトミのDM-10は、業務用としてオフィスや施設などでも活躍するパワフルな除湿機です。その除湿能力は、最強クラスの21L/日。水タンクの容量も6.5Lとかなり大きめ。広い部屋をすばやく除湿したい方におすすめのハイパワーモデルです。

アイリスオーヤマ IJH-L160-H（ハイブリッド式）

除湿能力は16L/日、最大除湿可能面積約33畳。衣類乾燥機能で、部屋干しもスピーディーに。低騒音モードで夜も気にせず使用できます。

デザイン重視で選ぶ！おしゃれな除湿機

リビングで使うものだから、インテリアに馴染むおしゃれな除湿機もいいですね。

Stadlerform Albert（アルバート） デザイン除湿乾燥機（コンプレッサー式）

スイス生まれのスマートでスタイリッシュなデザインが魅力の除湿機。除湿能力は8.5L/日。湿度を自動で調節する優れもの。ドイツのレッド・ドッド・デザイン賞受賞。

±0 除湿機 D010（コンプレッサー式）

潔いシンプルさでインテリアになじむ「±0 除湿機」。付属のフレキシブルダクトを使用すれば、玄関やクローゼットなどの狭い場所でも効果絶大。これならリビングに出しっ放しにできます。

シロカ 衣類乾燥除湿機 SDD-7D151（デシカント式）

除湿能力は16L/日、スタイリッシュなデザインで凹凸が少なくお掃除も楽チン。比較的コンパクトでインテリアの邪魔にもなりません。

コンパクトが売り！玄関やクローゼットで大活躍

狭いスペースにはコンパクト除湿機がおすすめ。軽く持ち運べるので1台あればいろいろな場所で活躍すること間違いなしです。

ドリテック コンパクト除湿機　クアラ

玄関やクローゼットにも置きやすい小型除湿機クアラ。小さいのにしっかり除湿してくれます。35dB以下の静音設計もうれしい。

梅雨のジメジメ、夏のムシムシは除湿機におまかせ

いろいろなタイプの除湿機をご紹介しました。梅雨はヘアスタイルが決まらない、夏はムシムシして眠れない、そんな悩みも除湿機が解決してくれます。使う場所の広さや機能など比較しながら、おうちに最適な除湿機を探してみてください。また、今は便利な家電リースもあります。買う前に試してみるのもいいですね。