Market Trend ウェディング|市場動向

国内ウェディング市場規模

日本のウェディング市場規模は約1.4兆円、2021年の婚姻組数は約50万組(20年は52万組)

人口動態の影響が顕在化する中、戦略的な投資により、当社は、業界最多12,339組(2023年3月期)の挙式を執り行うほか、さまざまな婚姻関連事業を展開しています。

出典:厚生労働省「令和3年人口動態統計」

結婚周辺市場規模

出典:矢野経済研究所「ブライダル産業年鑑2023年版」

挙式披露宴市場規模

挙式披露宴平均単価(全国)

303.8万円

出典:株式会社リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査2022」

2021年の婚姻組数・婚姻率

501,138

4.1

出典:厚生労働省「令和3年人口動態統計」

専門式場・ハウスウェディング市場規模

専門式場・ハウスウェディングの実施会場(シェア)

57.2

出典:矢野経済研究所「ブライダル産業年鑑2023年版」

T&G

2022年3月期の挙式施行組数(実績)
直営店
コンサルティング型
合計
11,371

婚姻組数の推移

国内人口は中長期的に減少傾向にあるものの潜在市場(ナシ婚層、再婚層など)が存在

少子化・晩婚化の影響により国内人口は中長期的な減少傾向にあり、それに伴い婚姻組数も微減を続けると想定しています。また、世界的な感染症の拡大により、2020年以降は急激な減少傾向が見られましたが、今後数年で元の水準まで回復することが見込まれています。
そうした中、結婚披露宴を行わず、役所に婚姻届を提出するだけで済ませる(ナシ婚)形式や、晩婚化に伴い再婚組数の増加という多種多様な婚姻形態が存在しており、ウェディング市場にはまだ一定の潜在的な市場が存在していると認識しています。
当社は、この潜在市場に対して挙式披露宴の意味や重要性の発信、新たな挙式披露宴スタイルの提案をしていくことが重要であると考えています。 また、多様化するニーズにあわせた事業ポートフォリオを構築し、更なる成長ステージに引き上げていくことを目指しています。

日本の婚姻組数の推移

※出典:厚生労働省人口動態統計(統計数)

(参考)初婚年齢の推移

(参考)婚姻総数に占める再婚者の割合

出典:厚生労働省「令和3年人口動態統計」

国内市場環境の変化 ― タイプ別披露宴実施会場の推移

新しい生活様式の普及に伴い、ハウスウェディング市場もさらに拡大の傾向
ホテル運営により、更なるシェア拡大を目指す

国内市場では、ハウスウェディング市場シェアが年々拡大しており、2021年には57.2%となりました。
新しい生活様式がうたわれる昨今、完全貸切や開放感を感じられる空間の価値はより一層高まりを見せています。
これまでの当たり前が変化していく中でも、自分たちらしさを発揮し、大切なゲストに感謝の気持ちを伝えることができるハウスウェディングというスタイルは、今後も多くの新郎新婦に支持されていくと考えています。
一方で、今後はホテルウェディングにも注力し、さらなるウェディング市場でのシェア拡大を目指していきます。

挙式披露宴実施会場の動向(全国)

出典:厚生労働省「令和3年人口動態統計」

平均単価の推移

ウェディングにかける費用は年々増加傾向
招待人数の減少に伴い、招待客1人あたりにかける費用は年々増加傾向

近年、ウェディングに対する考え方には徐々に変化がみられ、その費用は増加傾向にあります。 その主な要因は、2001年以降のハウスウェディングのシェア拡大により、画一したものでなく、自分らしさを表現できるウェディングが叶うようになったこと。 また、新しい生活様式の普及によって、招待するゲストを大切に思う気持ちがより高まり、招待客1人あたりにかける料理・ギフトの費用が年々増加傾向にあることがあります。当社は、CX推進室※1を通じ、多様化するお客様のニーズに迅速に対応しながら、自社商品の展開を強化し、高い付加価値を創出する仕組みを創り上げています。結果、市場平均よりも高い披露宴単価を実現しております。

挙式披露宴実施会場の動向(全国)

出典:株式会社リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査2022」