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赤ちゃんが発熱してしまったら?発熱時にチェックすべきポイントと自宅で出来るケアをご紹介

赤ちゃんが発熱してしまった時、何か悪い病気なのではないかと
心配になってしまうパパママもいるかもしれません。
しかし赤ちゃんは平熱が高く、熱を出しやすいものなんです。

今回は赤ちゃんの平熱や、熱が上がった時に病院に連れていくべきかどうかの
チェックポイントをご紹介します。

目次

  1. 赤ちゃんは熱が上がりやすいって本当?
  2. 発熱した時にチェックすべきポイント
  3. 家で出来るケアとは
  4. 赤ちゃん専用の体温計を準備しておこう

赤ちゃんは熱が上がりやすいって本当?

赤ちゃんは体調が良い時でも平熱が高め。
体内で作られるエネルギー量が多く、基本的に36.5〜37.5℃位の赤ちゃんが多いんです。
自律神経が未発達な為に体温調節が上手くいかず、
ご飯を食べた後や遊んだ後には熱が上がりやすい状態に。

また、ママからもらった免疫が生後6ヶ月頃までに減ってしまう為、
その後はウイルスや細菌などが侵入すると熱が上がりやすくなります。

発熱した時にチェックすべきポイント

熱が出ていても食欲があり、いつもと同じように睡眠が取れていたり機嫌が良かったりする場合は
自宅で様子をみても良いかもしれません。
咳やくしゃみ、鼻水が出ている場合は風邪の可能性があります。
体に赤い発疹が出ている時は風疹や麻疹、
耳を痛がったり耳の下が腫れていたりしたら中耳炎やおたふく風邪を疑いましょう。

もし生後3ヶ月未満の赤ちゃんが38度以上の熱を出した場合は注意が必要。
また、痙攣が続いたり、呼吸が苦しそうだったり、下痢や嘔吐を繰り返す場合はすぐに受診が必要。
喉が赤かったり38度以上の高熱が出ていたりする場合はインフルエンザの可能性もあります。
夜間でも緊急外来にかかることをおすすめします。

家で出来るケアとは

容態が落ち着いており自宅で様子を見る場合は、無理に冷やすのは禁物。
熱の上がり始めは大人も寒気を感じますよね?
まずは手足や体を温め、熱が上がって汗をかき始めたら薄着に着替えたり
部屋を涼しくしたりする等の対応を行いましょう。

発熱時は脱水症状を起こさないよう水分補給が重要です。
麦茶や経口補水液などでしっかり水分を摂ってあげてくださいね。
経口補水液は薬局などで市販されており、家庭でも簡単に作ることが出来ますよ。

赤ちゃん専用の体温計を準備しておこう

器材から感染することを防ぐ為、自宅にある体温計とは別に
赤ちゃん専用の体温計を準備しておきましょう。
また、赤ちゃん心配して布団をかけすぎたり、厚着させたりすると熱が上がりやすくなってしまいます。
インフルエンザを防ぐ為、加湿器を準備しておくのもおすすめ。
普段から準備しておくことで、赤ちゃんの発熱に慌てずに対処しましょうね。

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