COLUMN

ずっと読みたい0才から100才の広告コピー

相手の心を動かすのって難しい。
つまり、言葉ってすごく難しいと思います。

今回は広告コピーを通して、
人生に大切なことを教えてくれる本をご紹介したいと思います。

リリー・フランキーさんの帯コメントも素敵です。
「100年分の言葉が 1行になる。」

ずっと読みたい0才から100才の広告コピー [ WRITES PUBLISHING ]

価格:1,998円
(2019/4/22 17:56時点)
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どんな本?

その名の通り、0才から100才まで
年齡別にふりわけられた言葉(コピー)が紹介されています。

言葉の多くは広告で使われた、
有名なコピーなので、当然心を動かす力がとてもあります。

使いかたは読者次第です。

自分の年齡のページを探しても良いですし、
親や、大切な人の年齢のページから探すことも。

パートナーとであった年齡や
人生に挫折した年齡などを思い出しながら読んでも示唆があります。

内容は、こんな調子です。

3才 しあわせは、名もない1日に詰まっている。

21才 世界は変えられないけど、世界を見る目は、変えられる

28才 辞めたいと思った数は、乗り越えてきた数

41才 挑戦する人か、人の挑戦にあれこれ言う人か

89才 人は、同じ相手に二度、恋をする。出会ったときと別れた後

100才 死ぬときくらい好きにさせてよ

時代ごとに世の中を動かしてきた、有名なコピーの数々は
あの年齡の「わたし」に深く伝えてくれるものがあります。

広告コピーの文章はシンプルで、言葉が強く、
大事なことを思い出させてくれるようです。

ライフステージが変わるたびに見返すと、
新しい発見を与えてくれるかもしれません。

ちょっと悩んだときに開いてみる本としてもおすすめです。

終わりに

SNSや数々のコミュニケーション手段が発達したこの時代、
伝えるための手段に困ることはなくなりました。

アプリで翻訳や通訳すらもしてくれるこの時代、
伝える言葉にも不自由しなくなってきました。

ただ、
本当に大切なことを伝えるための
手段、言葉はきっと変わらないと思います。

会って、目を見て、伝えること。あなただけの言葉で。

2人で過ごした時間は、
きっと言葉に深みを与えてくれるはず。

本を読みながら、今、この年齡でしか生まれない
ふたりだけの言葉を探してみてはいかがでしょうか。

ライター自己紹介

こんにちは!『the Doors』ライターのfu-min(ふーみん)です!
ブライダル業界ではたらくようになり、素晴らしい感動の瞬間と多く出会いました。
『この瞬間を何とか表現できないか、もっと言葉があれば…』
そう思い飛び込んだのが、本の世界でした。今では年間250冊は読むほどに。
皆さんに素敵な言葉をお届けできるよう、本の世界から言葉を探し続けていきます!

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