

2026/05/22
結婚が決まったら、次に考えるステップが「結納」です。しかし「結納金ってどのくらいが一般的なの?」「そもそも結納金は本当に必要?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。 本記事では、年間約12,000組もの結婚式を手掛けるNEEDSの編集部が、結納金にまつわるさまざまな疑問を詳しく解説します。結納金は誰から誰に向けて、いつ渡すものなのか、全国平均や地域別の平均金額などもご紹介しますので、結納金についてお悩みの方はぜひ参考にしてください。
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目次
1. 結納金とは?「いつ・誰が・誰に」渡すもの?
1-1. 結納金とは「結婚の準備をするためのお金」のこと
1-2. 「結納」を執り行うときに男性側から女性側へ贈る
2. 結納金の相場金額と選ばれる金額
2-1. 全国平均は約95万円
2-2. 地域別の平均金額
2-3. 選ばれやすい金額
3. 「結納金なし」にする場合の注意点
3-1. 結納金は新婦側の意向を重視する
3-2. 結納金なしにするメリット
3-3. 結納金なしにするデメリット
3-4. 結納金の代わりに記念品を贈り合う
4. 結納金を渡すときのマナー
4-1. 金額に合わせて結納金封か金子箱に入れる
4-2. 結納品と一緒に渡す
4-3. 結納返しを用意する
5. 現代は「結納金なし」で行う食事会がスタンダード
おふたりにぴったりな結婚式場を探しましょう

まずは、結納金の目的や、いつ・誰が・誰に対して渡すものなのかを理解しましょう。
結納金は「結婚するふたりの新生活や準備に充てるためのお金」であり、形式的には婚約のしるしとしての意味を持ちます。そもそも結納とは、日本で古くから行われてきた婚礼儀式です。その起源は平安時代とされており、当時はお金ではなく、品物によって「結婚したい」という気持ちを表すものでした。明治時代より庶民の間でもおこなわれるようになり、少しずつ今の形に変わっていったそうです。
結納金の用途に「これ」と決められたものはありませんが、結納を行ったカップルは、結婚式や新居の費用、婚約指輪や新生活を始めるための家具などの準備に結納金を使うことが多いようです。渡された側がひとりで使うというよりは、「ふたりの結婚のために使う」という意識の方が多いと考えられます。
一般的に結納金が渡されるタイミングは、「結納」を執り行うときです。伝統的には、夫となる男性側から、妻となる女性側へ贈られます。ただし、これは「嫁入り」する場合の考え方です。もし「婿入り」する場合は、妻側から夫側に贈るものとされています。
また、結納には「正式結納」と「略式結納」があります。
正式結納なら結納金を実際に手渡しするのは仲人になり、略式結納なら父親から相手方の父親へ渡す形になるのが基本です。結納を行うと決めたら、どのような形式にするかも話し合っておくことが大切です。

結納の歴史や役割を知って「行いたい」と思っても、結納金はどのくらい必要なのか気になる方は多いでしょう。実際に結納を行ったカップルのデータを踏まえて、結納金の相場金額や地域ごとの平均金額、選ばれやすい金額について解説します。
まず、ゼクシィ結婚トレンド調査2024によると、結納金の全国平均金額は「95.2万円」という結果でした。以下は、過去5年の調査結果です。
参考:ゼクシィ結婚トレンド調査2024調べ(ブライダル総研)
参考:ゼクシィ結婚トレンド調査2020~2023調べ(ブライダル総研)
最新データは約95万円ですが、過去には100万円近い年もあります。一つの節目である「結納」だからこそ、決して低くはない金額が選ばれがちなのかもしれません。
結納金の平均金額は、地域によって差がみられます。以下の一覧表は、ゼクシィ結婚トレンド調査2024のデータからみた「地域別における結納金の平均金額」です。
参考:ゼクシィ結婚トレンド調査2024調べ(ブライダル総研)
このように地域によって金額の差が大きく、一番低い「長野県・山梨県」と、一番金額の大きな「北海道」では、約50万円以上の差があります。地域ごとに伝統や文化が引き継がれていることもあるため、ご家族に確認してみると安心です。
「地域別の平均金額」でご紹介したように、地域によって結納金で選ばれやすい金額は異なる傾向です。ただし、ゼクシィ結婚トレンド調査2024のデータによると、「50~100万円未満」と「100~150万円未満」と回答した方の割合が集中しています。そのため、一般的には50万円以上が結納金に選ばれやすい金額といえるでしょう。
また、「30万円」や「50万円」のように、奇数から始まる金額や、「100万円」のようにキリがよい数字が選ばれやすい傾向です。ほかにも「80万円」は偶数から始まる金額ですが、「末広がり」で縁起がよいとされるため、結納金の金額に選んでも問題ないとされています。

ここまでは、結婚前に結納を行い、結納金を贈るケースについて解説しましたが、実は現代において結納を実施したカップルは多くありません。ここからは「結納金なし」にする場合の注意点として、押さえておきたいポイントを解説します。
基本的に、結納金は「嫁入り準備に必要なお金」とされるため、男性側から「結納金はなしで」と伝えるのはマナー違反です。結納金をなしにする場合は、女性側から辞退する意思を伝えましょう。婿入りの場合はその逆になりますので、男性側から結納金の意向について伝えます。
ゼクシィ結婚トレンド調査2024によると、結納を行ったカップルのうち「結納金なし」だった割合は7%と、少数であることがわかります。「結納を実施する場合は結納金も用意する」と考えるのが一般的といえるでしょう。
結納金なしにするメリットとして、「金銭面での負担軽減」や「お金の使い道が自由」などが挙げられます。
結納金をなしにする場合は、お金のやり取りが発生しないため、金銭的な負担を軽減できるのがメリットといえます。家庭によっては「両親が結納金を用意する」といったケースもめずらしくないため、「親に負担をかけたくない」と考える場合は結納金なしが選択肢の一つとなるでしょう。
結納金として用意するお金だけでなく、結納のために場所や結納品などの準備にも費用がかかるため、結納や結納金なしにする場合はその分のお金が浮くことになります。価値観が多様化している現代では、「実用性を重視したい」といった考え方も多くみられます。新生活や結婚式費用に充てるなどの使い道ができる点が、メリットといえるでしょう。
結納金なしにするデメリットは「ご両親との意向の違い」や「やっておけばよかったという後悔」などが考えられます。結納金をなしにするか迷う場合は、デメリットも理解しておくと冷静に判断しやすくなります。
特に親世代では「結納はけじめとして必要」と考える方も多く、結納金なしを提案すると驚かれたり反対されたりするケースもあります。伝統文化や地域の風習を重んじる家庭の場合は、結納金の有無が礼儀として捉えられることもあるため、両家の価値観をすり合わせることが大切です。
結納は一生に一度の節目です。結納・結納金はなしと決めてから正式に結婚した後に「やっぱり結納をしたい」と思っても、実現するのは難しい可能性が高いでしょう。あとで「やっておけばよかった」と後悔することのないように、慎重に話し合いを重ねましょう。
結納金をなしにして、結納自体も実施しない場合は、代わりに記念品を贈り合うのも現代の選択肢の一つです。結婚のけじめや「これからよろしくお願いします」の気持ちを形にして伝えることができます。結納ほど形式ばったものではなくとも、節目を祝う気持ちを形として残せます。
記念品の金額も無理のない範囲で決められ、顔合わせ食事会の中で自然に交換することで、両家にとって記念となる一日になるでしょう。
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結納金を渡すときは、守るべきマナーを押さえておくことが重要です。金額に合わせた入れ物の選び方や、結納金と一緒に渡す「結納品」についてご紹介します。また、結納金を受け取ったら「結納返し」を用意することも大切なポイントです。
結納金を渡すときは、渡す金額に合わせた入れ物を用意するのが基本的なマナーです。水引のついた結納金封と呼ばれる封筒か、桐で作られた「金子箱」に入れて渡しましょう。金額が少なめであれば封筒で問題ありませんが、数十万円以上になると封筒に厚みが出て、見た目の印象が損なわれるかもしれません。封筒と金子箱のどちらに入れるか迷うときは、一度封筒に入れてみて厚みを確認してみるのがおすすめです。
また、結納金封の表書きは「御帯料」「小袖料」など地域によっても異なります。結納金の入れ物や表書きは、あらかじめ親御様に確認しておくと安心です。
結納を行う際、一般的には結納金だけでなく、いくつかの「結納品」も一緒に贈ります。地域によって異なりますが、ここでは大きく分けて「関東式」と「関西式」の結納品をご紹介します。
「関東式」の主な結納品
「関西式」の主な結納品
| 寿恵広(すえひろ) | 扇子。末広がりで繫栄を願う |
結納金をもらったら、結納返しを用意しましょう。「結納返し」とは、結納金に対して感謝の気持ちを込めて、結納金の大体半額から同程度の品物を贈る習わしです。結納返しにも伝統があり、結納の日に行う場合や結納返し自体がない地域もありますので、ご家族に確認しておきましょう。
結納返しには、いただいた結納品と同じように「熨斗」や「するめ・こんぶ」などを贈る場合や、時計やスーツといった相手が使えるものを贈るのが一般的です。また、結納品よりも豪華にならないようにするのがポイントです。

日本の伝統に則って結納を行うのも素敵な選択である一方で、現代では結納金なしで行う「両家顔合わせ食事会」がスタンダードとなっています。ゼクシィ結婚トレンド調査2024(首都圏)によると、「結納・両家の顔合わせの実施状況」は以下のような結果でした。
上記の回答結果より、結納のみもしくは顔合わせの両方を行ったカップルは少なく、両家の顔合わせのみ行ったカップルが9割近いことがわかります。また、エリア別にみると東北や九州における結納の実施率は、他の地域に比べて高めの傾向です。
「結納を行う・行わない」のどちらが正解ということではなく、大切なのはおふたりとご家族の希望を丁寧にすり合わせることです。まずはおふたりで何を重視したいかを話し合い、その上でご家族に相談してみましょう。

本記事では、結納金の基本情報や具体的な金額、結納金をなしにする場合の注意点などについて解説しました。日本の伝統的な婚礼儀式である「結納」。実施したいと考える場合は、金額や結納返しなどもおふたりやご家族で話し合い、しっかりとすり合わせを行いましょう。
結納が無事に執り行われたら、次は結婚式場探しへとステップが進みます。おふたりにぴったりの結婚式場を見つけるには、理想の結婚式についてイメージを膨らませることが大切です。
結婚式のイメージづくりには「ブライダルフェア」への参加がおすすめです。NEEDSのブライダルフェアでは、実際に結婚式を手掛けるウェディングプランナーが、おふたりに寄り添いながら丁寧にヒアリングいたします。また、NEEDSの結婚式場はほとんどが「全館貸切ゲストハウス」です。タイムスケジュールやコーディネートも、おふたりの思うがままに創り上げられるのが特徴です。
ブライダルフェアで実際の結婚式場やパーティ会場をご覧いただき、おふたりの理想の結婚式場を見つけましょう。

NEEDSの公式サイトでは、全国に60以上ある結婚式場をご紹介しています。会場の雰囲気がわかる画像や結婚式を挙げられたカップルの声をご覧いただけるほか、開催予定のブライダルフェアへの参加お申し込みもしていただけます。簡単に検索いただけますので、気になる会場をご覧いただき、お気軽にブライダルフェアへご参加ください。
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