当社は、本社所在地である品川区への地域貢献の一環で、2025年度品川区エシカル消費普及・啓発事業に委託事業者として参画しています。8月より全5回の「エシカルカフェ(消費生活教室)」を実施し、その集大成として11月16日(日)に、多様な体験に触れることでエシカル消費への理解を促す、エシカル消費イベント in しながわ「SHINAGAWA ETHICAL 2025」を、品川区立五反田産業文化施設"CITY HALL & GALLERY "で開催。当日は区民を中心に1,100人が来場しました。
本イベントでは、品川区や当社とつながりのある企業・団体・学校と連携してイベントの運営やコンテンツの提供を行いました。
会場のメインステージでは共立女子大学家政学部被服学科 宮武研究室と連携して作り上げたアップサイクルファッションショーを実施。宮武教授企画・デザインのアップサイクルドレスを披露するショーに加えて、9月の「エシカルカフェ」に参加した5組の親子も廃コスメ由来の絵の具でデザインした洋服を纏って登場するなど、ショーを通じて廃棄されるものに新たな価値を創造するアップサイクルファッションの楽しさを伝えました。

また、会場内には、品川区を中心とした協力企業・団体が設けたブースが多数出展。廃棄予定のものから作ったアクセサリーやバッグ、減農薬の食べ物など環境にやさしいエシカル商品に触れることができます。また、子どもたちが不要なものを集め、自身で店番も務めるキッズフリマ、廃棄されるコスメを活用して製作するロスコスメアートをはじめとするアップサイクルを体験できるワークショップ、エシカルカフェ参加者が制作した「SMILE ART」フォトブースなど、エシカル消費を実体験できる幅広いコンテンツを用意しました。いずれも来場者が環境に配慮したアクションを起こすきっかけになる内容です。当社からは、球場や各地のイベントにも出店している飲食ブランド「T&G KITCHEN」が、結婚式用の料理の調理過程で発生する未使用食材などを活用したフード・ドリンクを販売しました。

各ブースで体験をするとスタンプがもらえるスタンプラリーも実施し、全てのスタンプを集めた方にはロスフラワーを活用した“シェアフラワー”をプレゼント。

また、本イベントは、品川区や当社とつながりのある品川女子学院、青陵中学校・高等学校、清泉女子大学、関西大学、共立女子大学と共同で会場を運営いたしました。エシカル消費やサステナビリティへの感度が高い学生には運営サポートスタッフとして当日のイベント運営の協力を依頼。また、学生が当社の廃棄予定ドレスから作ったサシェの販売や、当イベントで出た廃材のうち、学校で再利用できるものの提供を行うなど、運営以外でも深く連携することができました。

来場者からは、「エシカル消費を意識するきっかけになった」「体験しながら考えることができる良いイベントだった」などの感想が寄せられています。
当社は今後もサステナビリティ課題の解決に向けて、産官学連携による共創の輪を広げてまいります。
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