「万博共創チャレンジ」における関西大学との共創

当社は多様なパートナーとの連携のため、2024年から関西大学SDGsパートナー制度に参画しています。2025大阪・関西万博のテーマである“いのち輝く未来社会のデザイン”の実現に向けた参加型プログラム「万博共創チャレンジ」において関西大学との連携を模索する中で、「関大アライ会」(関大職員による自主研究会)からお声がけいただき、学内イベントへの参画と、関西大学主催のトークセッション登壇という2つのコラボレーションが実現しました。

PRIDE月間である6月に関西大学千里山キャンパスで開催された「KANDAI RAINBOW DAY」は、“だれかの‘普通’に合わせなくても、安心していられる関大に。”をテーマに、多様性を祝福し、自分らしさを大切にする体験型イベントです。

多様なカップルの結婚式に携わる当社は、"愛のかたちも祝う方法もひとりひとり違っていい"というメッセージを込めたレインボーフォトブースを出展。色・形・スタイルの異なるフラワーブーケで装飾した「ブーケの森」フォトブースでは、多様な美しさや違いの集合体を表現しました。また、フォトブースでただ写真を撮るだけではなく、サングラスや蝶ネクタイ、帽子など、自分らしさを表現できるファッションアイテムを選べる「PRIDE Drawer」や、レインボーカラーの傘といったフォトアイテムを提供。さらに、キズや色むらが目立つためフラワーロスが発生しやすい白のアンスリウムを自由にアレンジできるコーナー、廃棄する傘をアップサイクルし、花と組み合わせた傘ブーケ「I♡傘(あいあいがさ)」など環境配慮アクションを促すアイテムも用意。「HAPPY PRIDE!」という掛け声とともに多様性を祝福し、大切な誰かと一緒に写真撮影を楽しむ姿が印象的でした。 



また、8月9日に大阪・関西万博ウーマンズ パビリオンで開催された関西大学主催のトークセッション「True Celebration ― 成人式も、就職も、結婚も。“自分らしく”祝える未来へ」に、当社サステナビリティ推進室長の金井が登壇。

「ただしいよりも、たのしいを。」をウェディングのブランドメッセージに据える当社は、LGBTQ+の方だけでなくすべてのお客様の価値観に寄り添いながら、既成概念やしきたりにとらわれない結婚式を提案しています。トークセッションでは、お客様の多様性を前提としたサービスを実現するための当社方針やDE&Iに関する取り組み事例などを紹介。結婚という人生の節目に、誰もが自分らしく、自由に楽しめる結婚式について考える機会を提供しました。トークセッションを通じて想いを共有した企業や団体とは、今後も新たな連携の可能性を模索していきます。 

当社はこれからも、LGBTQ+を含むあらゆるお客様に対して多様性に配慮したサービスを提供し、それを支える従業員のウェルビーイング向上のためにも、社外連携を含めたLGBTQ+支援やDE&I推進の取り組みを加速していきます。また、今回の産学連携をモデルとして、より多くの地域の学校との共創を目指していきます。

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