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2026/05/22

結婚祝いに「のし」は要る?マナーや正しい選び方・書き方を解説

結婚祝いを渡す際「のし」をつけるべきか迷う方も多いのではないでしょうか。結婚祝いの場合、のしは必須ではありませんが、実際にはつけるのが一般的です。つける際には、のし紙の種類やつける箇所、書き方などのマナーに気をつける必要があります。 この記事では年間12,000組もの結婚式を創り上げてきたNEEDS編集部が、結婚祝いにおけるのしのマナーや選び方、書き方などを解説します。現金を贈る場合の注意点や、結婚祝いに関するよくある疑問にも回答しますので、ぜひ参考にしてください。



 

1.結婚祝いに「のし」は必要?基本マナーを解説


結婚祝いには必ずのしが必要というわけではありませんが、一般的にはつけたほうがよいとされています。ここでは、のしの意味と結婚祝いでの必要性について解説します。
 

「のし(熨斗)」とは贈りものに添える飾りのこと


「のし(熨斗)」とは、フォーマルな場面での贈り物に添える飾りのことです。


水引や飾りの模様を印刷した紙が「のし」と呼ばれることもありますが、正式には紙全体は「のし紙」であり、本来「のし」は、のし紙の右上にある飾りを指します。
 

「のし」の始まりは、干したあわびを薄く伸ばした「のしあわび」を、贈りものに添えていたことだとされています。「長寿」「発展」などの意味があるあわびは昔から縁起物とされており、長く伸ばした「のしあわび」にして神事で奉納する際の贈呈品に添えられていました。
 

時代の流れとともに、「のしあわび」をなぞらえて紙で作った「のし」を、贈りものの飾りとして用いるようになりました。「掛け紙」のうえに「水引」と「のし」を添える形が定着し、さらに近年では、水引やのしが印刷された「のし紙」が主流となっています。
 

結婚祝いにも「のし」はつける方がよい


結婚祝いにも、のしはつける方がよいとされています。親しい友人に結婚祝いを贈る際も、基本的にはのしをつけるのがマナーです。


のしをつけると、一目でお祝いであるとわかるのもメリットです。結婚は一生に一度の特別なお祝いごとなので、正式な形で贈るのが基本と考えてよいでしょう。


ただし、のしは必須ではないため、関係性に合わせてカジュアルなラッピングにしても問題ありません。親しい友人がカジュアルなラッピングを好む場合は、のしはつけなくてもよいでしょう。


また、のしを付けずにラッピングする際は、リボン結びは避けるのが理想的です。簡単にほどけて、何度も結び直せてしまうリボン結びは、結婚祝いには適していないため注意しましょう。
 

2.結婚祝いの「のし紙」の選び方


のし紙にはいくつか種類があり、それぞれの意味が異なるため、選ぶ際に注意する必要があります。ここでは、のし紙の選び方とつける位置の注意点について解説します。
 

のしが印刷されたものを選ぶ


結婚祝いには、お祝い用のものとして、のし紙の右上に「のし(のしあわび)」の飾りが印刷されているものを選びましょう。
 

のし紙には、お祝い用とは別に弔事で使用する「仏のし」もあるので、結婚祝いでは選ばないように注意してください。一般的に葬儀や法事、病気や災害によるお見舞いには「仏のし」が使用されます。
 

「仏のし」の右上には「のし」の飾りの印刷がなく、水引の色は黒白もしくは藍銀であるのが特徴です。
 

のし紙を選ぶ際は、結婚祝いに合った種類のものか確認して選ぶようにしましょう。
 

結婚祝いにふさわしい水引を選ぶ


のし紙に印刷されている水引は、結婚祝いに合ったものを選ぶ必要があります。結婚祝いでは、「結び切り」か「あわじ結び」の結び方のものを選びましょう。
 

「結び切り」は、結んだひもの先が左右の上方向に上がっている結び方で、固く結んでほどけにくく、一度きりという思いがこめられています。結婚式にぴったりな水引です。
 

「あわじ結び」は、結ぶとより固く結べる結び方で、簡単にはほどけません。ほどけない上にさらに強く結べることから、永遠に続くようにという思いが込められています。
 

一方で、結婚祝いにふさわしくないのは「蝶結び」です。ひもの端をひっぱると簡単にほどけてしまうため、入学のような何度も繰り返しお祝いするときに向いています。一度きりのお祝いである結婚のお祝いとしては避けるべきでしょう。
 

本数や色も、水引を選ぶ際に確認するポイントです。水引の本数は通常5本ですが、結婚祝いでは倍の10本のものを選ぶのが一般的です。色は紅白もしくは金銀のものを選びましょう。
 

「内のし」と「外のし」の違いとは


内のしと外のしは、包装紙の内側と外側のどちらにのしをつけるかで異なります。結婚祝いには、外のしがよいとされています。
 

内のしの場合、のしが隠れてしまうため、見ただけでは結婚祝いの贈り物とわかりません。その点、外のしなら贈り物を見ただけで表書きが見えるので、目的がはっきりわかります。内のしでも失礼にはあたりませんが、結婚祝いであることをはっきりと伝えるためにも、外のしがおすすめです。
 

例外として、郵送で結婚祝いを贈る場合は、外のしであればのしが汚れてしまうおそれがあるため、内のしにするのが一般的です。
 

3.結婚祝いの「のしの表書き」の書き方


結婚祝いののしの表書きは、筆ペンやサインペンなど、しっかり色が出て太く書けるものを利用し、楷書体で書きましょう。水引の上にはお祝いをする目的、下にはお祝いを送る側のフルネームを記載します。
 

上に「寿」や「御結婚御祝」などを書く


水引より上の部分には、結婚祝いにふさわしい表書きを書きます。水引の結び目上の中央部分に記載しましょう。

 

特に決まりはありませんが、結婚式当日に渡すなら「寿」、結婚式よりも前に渡すなら「御結婚御祝」と書くのが一般的です。「御祝」でも内容としては問題ありませんが、結婚祝い以外でも使用されるため、結婚とわかる内容にするのがよいでしょう。
 

お祝いごとで「4」の数字は縁起が悪いとされているため、4文字の言葉は避けるのがマナーです。「Happy Wedding」のような英語表記は、親しい間柄でカジュアルなラッピングをする場合に限定しましょう。
 

下にフルネームを書く

 

水引の下には、結婚祝いを贈る人のフルネームを書きます。贈る人数によって、書き方が異なります。

 

自分1人で贈る場合

 

1人で贈る場合は、水引の結び目の下に自分の名前をフルネームで記載しましょう。名前をはっきり記載すれば、贈る相手が誰からもらったものかがわかりやすくなります。上に書いたお祝いの内容よりも、少し小さめの大きさで書きましょう。

 

夫婦連名で贈る場合

 

夫婦連名で贈る場合は、2種類の書き方があります。
 

  1. 夫のフルネームを中央に書き、夫の名前の左側に妻の名前を書く
  2. 名字を中央に書き、その下に夫と妻の名前の間が中央に来るようふたりの名前を書く
     

名字の位置を夫の上にするか、夫と妻の中央にするかの違いです。バランスよく書けるほうで記載しましょう。

 

複数人で贈る場合

 

3人の連名で贈る場合は、水引の結び目を中心として下にそれぞれのフルネームを書きます。順番は、右から年齢や立場の高い人、特に差がない場合は50音順で書いていきます。
 

4人以上の場合は代表者のみフルネームを記載し、その左に「◯◯一同」と結婚祝いを贈った人を総称する名称を入れましょう。別紙を用意し、上部には「寿」と記載、その下に全員の名前と住所を書いて同封します。
 

 
 

4.結婚祝いに現金を贈る場合の注意点


結婚祝いに現金を贈るのであれば、金額表記とお金の種類、祝儀袋の種類に注意して用意しましょう。ここでは、結婚祝いに現金を贈る場合の注意点を解説します。
 

新札を用意し、金額に合う袋を選ぶ


結婚祝いで贈る現金は、新札を用意するのがマナーです。折り目のない新札を贈れば、結婚式を待ち望んで準備を整えてきたという気持ちを示せます。
 

祝儀袋は、包む金額に見合ったものを用意しましょう。金額に応じた祝儀袋の水引の特徴はこちらです。
 

金額

水引

1万円

・印刷されている

・シンプル

・紅白色

3万円~5万円

・実物

・金銀色

5万円以上

・実物
・素材が上質もしくは形が豪華

 

中袋に金額を旧字体で書く


現金を結婚祝いで包む場合は、中袋に金額と名前を忘れずに書きましょう。金額は旧字体を使用し、中袋の表に記載します。


漢数字の旧字体は以下のとおりです。
 

金額

書き方

一万円

金壱萬圓・金壱万円

二万円

金弐萬圓・金弐万円

三万円

金参萬圓・金参万円

五万円

金伍萬圓・金伍万円

六万
~八万円

※旧字体なし

十万円

金拾万圓・金拾万円


10万円以上を包む場合は、金額の最後に「也」を付け加えましょう。
 

5.【Q&A】結婚祝いに関するよくある質問


贈る内容や金額、タイミングなど、結婚祝いで疑問に思うことはたくさんあるのではないでしょうか。ここでは、結婚祝いに関するよくある質問についてそれぞれお答えします。
 

Q.結婚祝いは品物だけでもいいの?


結婚式に参列しない場合や、結婚式を挙げないカップルに贈る場合は、結婚祝いとして品物だけでも問題ありません。


ただし、結婚式に参列する場合は、先に品物を贈っていても当日はご祝儀を持参する必要があります。
 

Q.結婚祝いの金額相場はある?


結婚祝いは、贈る相手との関係性などによって、金額の相場が異なります。結婚式に参列する場合は、当日ご祝儀を持参することも考慮しながら、結婚祝いで送る品物の金額を決めましょう。
 

贈る相手

結婚式に参列する場合

結婚式に参列しない場合

友人

3,000円~1万円

1万円

兄弟・姉妹

1万円~3万円

3万円~10万円

親戚

1万円~2万円

1万~3万円

職場・取引先

3,000円~1万円

5,000円~1万円


また、友人同士や同僚と一緒になど、複数人で贈る場合は、数千円ずつ出しあって少し高価な品物を選ぶのも一つの方法です。
 

Q.結婚祝いを贈る適切なタイミングは?


結婚祝いとして品物を贈る場合、結婚式の1~2ヵ月前までに渡しましょう。結婚式当日に渡すと、新郎新婦の荷物が増えてしまい、負担になる可能性があります。
 

また、結婚式に招待されていない場合は、結婚式が終わった後の1ヵ月以内に渡します。結婚式を行わないカップルに贈る場合は、結婚報告を受けてから1ヵ月以内に渡すようにしましょう。
 

Q.おすすめの結婚祝いのプレゼントは?


結婚祝いで贈るプレゼントは、多種多様なものがあります。一般的に多く贈られるものは、食べものやドリンク、スイーツのギフトです。お肉やシャンパン、真鯛、高級チョコレートなど、日常よりもぜいたくな気分を味わえるものが多く選ばれています。


近年は、贈った相手が品物を選べるカタログギフトも一般的です。ふたりの思い出になるペアグッズや名入れギフトは、オリジナル性があり結婚式にふさわしいギフトです。スタンダードなお花も、シンプルに喜んでもらえるでしょう。


プレゼントの内容も大事ですが、なによりも結婚をお祝いする気持ちがこもっていることが大切です。相手のことを思い、どのプレゼントがよいか考えるようにしましょう。
 

まとめ|結婚祝いはのしをつけて贈ろう


結婚祝いには、のしをつけるのが一般的なマナーとされています。水引やのしをつける位置、表書きなどにも注意して準備しましょう。


マナーを守ることも重要ですが、相手をお祝いしたいという気持ちも大事です。本記事で紹介したのしの書き方や選び方を参考にしながら、まっすぐにお祝いの気持ちが伝わるよう心を込めて贈りましょう。
 

 

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