NEEDS
式場一覧

2026/08/21

結婚式の乾杯の挨拶!基本の構成から例文までご紹介します!

結婚式の披露宴で、祝宴の始まりを告げる重要な役割を持つのが「乾杯の挨拶」です。新郎新婦から乾杯の挨拶を頼まれたら、嬉しい気持ちとともに、少し緊張するかもしれません。しかし、ポイントさえ押さえれば、乾杯の挨拶は決して難しいものではありません。 この記事では、年間約12,000組もの結婚式を手がけるNEEDSの編集部が、乾杯の挨拶の基本的な構成から、スピーチを成功させるためのコツ、そして関係性別の具体的な例文まで詳しくご紹介します。あらかじめしっかりと準備をして、新郎新婦の晴れの日を彩る乾杯の挨拶を成功させましょう。



 

1.結婚式の乾杯の挨拶とは?役割と誰が行うことが多いのかを解説

結婚式の乾杯の挨拶は、披露宴の幕開けを告げる大切なプログラムです。ここでは、役割と、一般的にどのような方が挨拶を行うのかについて解説します。
 

役割


乾杯の挨拶が持つ最も大きな役割は、披露宴の開始を告げることです。ゲスト全員がグラスを掲げ、「乾杯」と声を合わせることで一体感が生まれ、祝宴が和やかにスタートします。
 

また、乾杯の挨拶をする人が新郎新婦とのエピソードを交えながらお祝いの言葉を述べることで、ゲスト全体が乾杯のタイミングを取りやすくなるのはもちろん、会場の祝福ムードがいっそう高まります。宴の開始を告げるだけでなく、新郎新婦の晴れやかな門出を祝い、その場を盛り上げることが、乾杯の挨拶に与えられた大切な役目です。
 

誰が行うか


乾杯の挨拶を誰に依頼するかに明確な決まりはありませんが、一般的には新郎新婦との関係性によって選ばれます。職場関係のゲストを多く招く結婚式では、ご新郎側の上司や恩師にお願いするのが通例です。また、主賓の祝辞がプログラムに含まれる場合は、乾杯の挨拶は二番目に役職の高い上司が行うというケースもよく見られます。
 

一方、親族や友人が中心のアットホームな結婚式の場合は、おふたりのことをよく知る親族や、新郎新婦のどちらとも親しい共通のご友人に依頼することがほとんどです。いずれにせよ、乾杯の挨拶を依頼されたということは、新郎新婦が「この人にお願いすれば、きっと素敵な挨拶をしてもらえる」と考えた、いわば信頼の証といえます。
 

乾杯の挨拶はいつ頼まれることが多い?


乾杯の挨拶は、招待を受けるタイミングや事前の連絡で新郎新婦からお願いされることが一般的です。可否の返事はなるべく早めに伝えるのがマナーです。
 

引き受けた後は本番まで時間的な余裕があることが多いため、挨拶の内容をしっかりと練り上げ、本番に向けて繰り返し練習しておきましょう。
 

2.【基本】乾杯の挨拶を3ステップで組み立てる方法

乾杯の挨拶は、基本的な3ステップに沿って組み立てることで、まとまりのあるスピーチになります。この方法を使えば挨拶の文章もスムーズに考えられるでしょう。
 

ステップ1:自己紹介と新郎新婦へのお祝いの言葉を述べる


まず、司会者から「乾杯のご発声を〇〇様にお願いします」などと紹介されます。多くの場合、あらかじめマイクの傍でスタンバイしているため、最初にその場で一礼し、マイクの前に進みます。そして、新郎新婦とゲストのほうを向き、改めて丁寧に一礼しましょう。


スピーチの冒頭では、自身の名前と新郎新婦との関係性を簡潔に述べ、自己紹介を行います。たとえば、「ただ今ご紹介にあずかりました、新郎の大学時代の友人で、〇〇と申します」「新郎新婦と同じ社会人サークルに所属する、〇〇です」のように簡潔にまとめましょう。また、「僭越(せんえつ)ではございますが」という言葉を入れると、謙虚な姿勢を示すことができ、より丁寧な印象になります。


続いて、新郎新婦へのお祝いの言葉を伝えます。「〇〇君、〇〇さん、ご結婚おめでとうございます」と、心を込めて述べましょう。そして、ご両家の親族に向けても「ご両家の皆様にも、心よりお祝い申し上げます」と一言添えるのがマナーです。
 

ステップ2:心温まるエピソードとはなむけの言葉を伝える


次にお祝いの気持ちを込めて、新郎新婦にまつわるエピソードを話します。エピソードは、おふたりの人柄が伝わるような話題がおすすめです。


スピーチが長くなりすぎないように、エピソードは一つに絞って簡潔に話すのがポイントです。また、過去の失敗談や暴露話は避け、お祝いの場にふさわしい、ポジティブで温かい内容を選びましょう。


エピソードの締めくくりには「そんなおふたりが結ばれたことを、自分のことのように嬉しく思います」といった気持ちを添え、最後に「これからはおふたりで力を合わせ、笑顔の絶えない素敵な家庭を築いていってください」のように、おふたりの未来を応援するはなむけの言葉を贈ります。
 

ステップ3:乾杯の音頭


スピーチを終えたら、いよいよ乾杯の音頭です。ゲスト全員で乾杯のタイミングを合わせやすいように、はっきりと声を出すことが大切です。
 

まず、「それでは皆様、お手元のグラスをお持ちください」「皆様、ご起立願います」などと、他のゲストに乾杯の準備を促します。ゲスト全員が立ち上がったのを確認してから、「それでは皆さま、乾杯のご唱和をお願いします。」と述べると、全体がタイミングを取りやすくなります。
 

全体の準備が整ったことを最後に確認して、「おふたりの前途と、ご両家のいっそうの繁栄をお祈りしまして、乾杯!」と乾杯の音頭を取りましょう。
 

発声後は、グラスに軽く口をつけ、新郎新婦へ向けて拍手をします。その後、新郎新婦とゲストに一礼し、自分の席に戻ります。

3.【例文】新郎新婦との関係性で見る乾杯の挨拶

ここでは、新郎新婦との関係性別に、乾杯の挨拶の具体的な例文を3つのパターンでご紹介します。自分らしいエピソードを加えて、アレンジして使ってみてください。
 

上司としてスピーチする場合の例文


「ただ今ご紹介にあずかりました、新郎〇〇君の上司で、株式会社△△の□□と申します。

〇〇君、〇〇さん、本日はご結婚誠におめでとうございます。並びに、ご両家ご親族の皆様にも、心よりお祝いを申し上げます。


僭越ではございますが、ご指名をいただきましたので、乾杯の音頭をとらせていただきます。


〇〇君が私の部署に配属されてから早5年が経ちますが、入社当初から彼の真面目で誠実な仕事ぶりには、いつも感心させられています。特に、持ち前の粘り強さで難しいプロジェクトを成功に導いてくれた時のことは、今でも鮮明に覚えています。その彼が、こんなに素敵なパートナーを見つけ、今日の佳き日を迎えられたことを、上司として大変喜ばしく、また誇りに思います。


〇〇さん、〇〇君は職場でも信頼の厚い、素晴らしい人材です。〇〇君であれば、〇〇さんを必ず幸せにできると信じています。おふたりの前途が、幸多きことをお祈りいたしまして、皆様、ご唱和をお願いいたします。乾杯!」
 

友人代表としてスピーチする場合の例文


「ただ今ご紹介いただきました、新婦〇〇さんの高校時代からの友人、□□です。〇〇さん、〇〇君、結婚おめでとう!そして、ご両家の皆様、本日は誠におめでとうございます。


〇〇さんとは高校のクラスが同じで、それ以来の付き合いになります。いつも笑顔で周りを明るくしてくれる〇〇さんは、昔から私たちの太陽のような存在でした。私が悩んでいるときには、いつも一番に気がついて、何時間も話を聞いてくれたことを思い出します。そんな心優しい〇〇さんが、同じように温かい心を持った〇〇君と巡り会い、今日この日を迎えられたことが、本当に嬉しいです。〇〇君、〇〇さんのことをどうぞよろしくお願いいたします。
 

おふたりの未来が、たくさんの幸せで満ちあふれることを願って、乾杯したいと思います。皆様、ご唱和ください。乾杯!」
 

親族としてスピーチする場合の例文


「ご紹介にあずかりました、新郎〇〇君の叔父にあたります、□□と申します。〇〇君、〇〇さん、ご結婚おめでとう。そしてご両家の皆様に、心よりお祝いを申し上げます。本日は、このようにおめでたい席にお招きいただき、親族の一人として感無量でございます。


私が〇〇君に初めて会ったのは、彼がまだ腕の中に抱かれるほど小さかった頃です。その〇〇君が、こんなに立派に成長し、そして〇〇さんのように美しく、聡明な方と結ばれたことに、驚きと共に深い感慨を覚えています。これからは、おふたりで手を取り合って、どんな困難も乗り越え、温かい家庭を築いていってください。
 

それでは、おふたりの末永い幸せと、ご両家並びにご臨席の皆様のご健勝を祈念いたしまして、乾杯の音頭をとらせていただきます。皆様、グラスのご準備はよろしいでしょうか。乾杯!」
 

  
 

4.ゲストの心をつかむ!乾杯の挨拶を成功させる6つのコツ

乾杯の挨拶をより印象深いものにするための5つのコツをご紹介します。
 

スピーチ時間は1~2分を目安に簡潔にまとめる


乾杯の挨拶は、披露宴の始まりを告げる合図です。あまりに長すぎるスピーチは、場の雰囲気を壊してしまう可能性があります。スピーチの時間は1分半から2分程度、文字数にすると400字から600字程度を目安に、簡潔にまとめることを心がけましょう。エピソードを一つに絞って、手短に話すのがスマートです。


とはいえ、スピーチが短すぎると乾杯が唐突な印象になりかねません。「緊張するのでできるだけ短くしたい」という方もいらっしゃるかもしれませんが、しっかりとおふたりへの祝福の言葉を伝えてから乾杯に移るようにしましょう。
 

背筋を伸ばし、明るくハキハキとした口調を意識する


スピーチの内容はもちろんですが、お祝いの席にふさわしい立ち居振る舞いや話し方をすることも非常に重要です。猫背で下を向いて話していると、自信がなさそうに見え、お祝いの言葉も十分に伝わりません。背筋をピンと伸ばし、胸を張って、少し遠くを見るように意識すると、堂々とした印象になります。


声のトーンも、いつもより少し高めに、明るくハキハキと話すことを心がけましょう。お祝いの気持ちが声に乗り、新郎新婦やゲストの心により響くスピーチになります。
 

乾杯のタイミングがわかるように


どのタイミングで乾杯をするか、他のゲストにはっきりと伝わるように、あらかじめ合図となる文章を考えておきましょう。まず、「皆様、ご唱和をお願いいたします」などの、乾杯にうつる合図となる言葉をはっきりと述べます。その後、会場全体を見渡して、ゲスト全員が立ってグラスを手にしているかを確認してから「乾杯!」と発声すると、全体の乾杯のタイミングが揃います。


挨拶をした後、どのタイミングで「乾杯」の発声をするのかがゲストに伝わらないと、会場全体でそろって乾杯ができなくなってしまうため、これから乾杯をするということを明確にすることがポイントです。
 

使ってはいけない「忌み言葉」や「重ね言葉」を避ける


結婚式のようなお祝いの場では、縁起が悪いとされる「忌み言葉」や、再婚を連想させる「重ね言葉」の使用は避けるのがマナーです。
 

忌み言葉には、「終わる」「切れる」「離れる」「別れる」など、別れや不幸を連想させる言葉が該当します。重ね言葉は、「たびたび」「くれぐれも」「重ね重ね」など、同じ言葉を繰り返す表現です。
 

スピーチ原稿が完成したら、これらの言葉が含まれていないか、必ず確認しましょう。ただし、「日々」「ますます」「いよいよ」など、前向きな意味合いで使われる重ね言葉であればあまり気にしなくても問題ありません。たとえば「ご両家のますますのご繁栄をお祈りしまして」は、「ますます」が重ね言葉ですが、ポジティブな意味で使われているため結婚式で使っても問題ないとされています。
 

緊張するならメモ(カンペ)を用意しても問題ない


緊張のため頭が真っ白になって、話す内容を忘れてしまいそうで不安という場合は、メモ(カンペ)を用意しても全く問題ありません。
 

ただし、ずっとメモに視線を落としたまま話すのは避けましょう。うつむいているように見えてしまい、お祝いの気持ちが伝わりにくくなってしまいます。メモはあくまでもお守り程度と考え、できるだけ顔を上げて、新郎新婦やゲストの顔を見ながら話すことを意識してください。
 

スピーチが長くなりすぎたときのリカバリー方法


当日急遽エピソードを加えるなどして、予定よりも長めのスピーチになることがあるでしょう。もし話が長くなりすぎていると気づいたら、上手に切り上げることが大切です。
 

たとえば、予定していたエピソードを一つ省略し、「結びになりますが」「一言で申し上げますと」といった締めのフレーズに移ると、違和感なくスムーズにまとめることができます。
 

本番は練習通りにいかないこともあるので、事前にリカバリー方法を考えておくのがおすすめです。
 

5.挨拶を頼まれたら!スピーチ前に新郎新婦に確認すべきこと

乾杯の挨拶という大役を引き受けたら、スピーチの内容を考える前に、新郎新婦にいくつか確認しておきたいことがあります。事前にすり合わせを行うことで、より心のこもった、当日の雰囲気にふさわしいスピーチが完成します。
 

スピーチで触れてほしくない話題がないか


あらかじめ新郎新婦に触れてほしくない話題がないかを確認しましょう。可能であれば、「乾杯の時に、〇〇について話そうと思うんだけど、大丈夫?」と予定している話題を具体的に確認すると安心です。


人柄を表す、微笑ましいという理由で選んだエピソードが、実は新郎新婦にとっては触れてほしくない話題である可能性もゼロではありません。新郎新婦の過去の恋愛話や大きな失敗談などがお祝いの席にふさわしくないのは言うまでもなく、幼少期の可愛らしい思い出話も当人からすると大勢の人の前で話してほしくない話題である可能性もあります。また、本人が気にしている身体的な特徴や、家庭の事情などに言及するのも避けましょう。
 

結婚式全体の雰囲気やゲストの顔ぶれ


結婚式の雰囲気は、厳かでフォーマルなものから、友人中心のカジュアルで和やかなものまでさまざまです。乾杯の挨拶でのトーンや言葉遣いも、その場の雰囲気に合わせることが大切です。
 

どのような雰囲気の結婚式なのかを、あらかじめ新郎新婦にヒアリングしておきましょう。また、どのようなゲストが出席するのかも重要なポイントです。親族や会社の上司が多いのか、それとも気心の知れた友人たちが中心なのかによって、話す内容や言葉の選び方も変わってきます。ゲストの顔ぶれを把握しておくことで、その場にいる誰もが楽しめる、一体感のある乾杯の挨拶になるでしょう。
 

スピーチ当日の立ち振る舞いとマナー


スピーチは、マイクの前に背筋を伸ばして立ち、笑顔で堂々と話すことが大切です。緊張するかもしれませんが、新郎新婦に言葉のプレゼントを贈る気持ちで、ゆっくり、はっきりと話しましょう。
 

原稿を読む場合は、ずっと手元を見つめたままであったり、棒読みになったりすると、気持ちが伝わりにくいため注意が必要です。会場全体や新郎新婦へのアイコンタクトを意識して語りかけるように話せば、佇まいも美しく、心のこもったスピーチになります。
 

まとめ

結婚式の乾杯の挨拶は、披露宴の始まりを華やかに彩る大切な役割を担っています。乾杯の挨拶を行ううえで何よりも大切なのは、心から新郎新婦を祝福する気持ちです。そのうえで、長すぎないスピーチにする、忌み言葉や重ね言葉を避けるなどのマナーを守ることで、素晴らしい乾杯の挨拶となります。
 

NEEDSのウェディングプランナーは、豊富な経験をもとにして、ゲストの皆様のお悩みにもお答えいたします。「NEEDSで開催される結婚式の乾杯の挨拶を依頼されたけれど、何を話したらいいかわからない」という時には、お気軽にウェディングプランナーまでお問い合わせください。
 


 

  • TOP
  • 全国の結婚式場
  • コラム
  • 結婚式の乾杯の挨拶!基本の構成から例文までご紹介します!