

2026/05/22
この記事では年間12,000組ものカップルの結婚式を手掛けるNEEDSの編集部が、 「結納をしない」という選択について、現代の背景や代替案、費用の考え方、親への伝え方などを詳しく解説します。 形式にとらわれず、自分たちらしいスタートを切りたいと考えるカップルに向けて、後悔のない判断をするためのヒントとなれば幸いです。
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目次
1. 結納をしない選択が増える背景
1-1. 結納をしない主な理由
1-2. 結納をしない社会的背景
1-3. 親世代との価値観の差
1-4. 周囲からの影響
2. 結納をしない場合の代替セレモニー
2-1. 顔合わせ食事会
2-2. 記念品交換会
2-3. 婚約指輪の披露
2-4. フォトセッション
3. 結納をしない場合の費用の考え方
3-1. 結納金を用意しない場合の金銭管理
3-2. 支度金の扱い方
3-3. お祝い金の相場
3-4. 顔合わせ会の費用分担
3-5. ご祝儀のお返しの決め方
4. 結納をしない場合の親への説明方法
4-1. 親への伝え方
4-2. 地域のしきたりへの配慮
4-3. 反対意見への向き合い方
4-4. 代替案の提示方法
4-5. 連絡手段の選び方

結納をしないカップルが増えている背景には、時代の変化や価値観の多様化があります。
結納をしないと考える理由や社会的背景を見ていきましょう。
結納をしない理由としては「形式ばったことが苦手」「金銭的負担を避けたい」「両家の距離が遠く調整が難しい」などが挙げられます。
また、共働きが主流となった今「入籍や式の準備で忙しく、結納の準備まで手が回らない」といった実務的な理由も多く聞かれます。
晩婚化や多様な婚姻形態が進む中で「結納=必須」という考え方は薄れつつあります。SNSなどで他カップルの事例を簡単に知れる時代だからこそ「結納をしない選択」も一般的に。
昔のような“結納をしないと体裁が悪い“というプレッシャーは和らいでいます。
親世代は結納が当たり前だった時代を生きてきたため、しきたりを重んじる傾向があります。
しかし、子世代は「自由な結婚」を求める傾向が強く、両者の価値観にギャップが生じがちです。
「友人カップルが結納をしなかった」「職場の上司から簡略化しても問題ないと聞いた」など、周囲の事例が判断材料になることも少なくありません。
情報があふれる現代では「周囲のリアルな声」が強い後押しとなっているようです。

結納をしない代わりに「顔合わせ食事会」などカジュアルなスタイルが現代のカップルにとっては主流となっています。
気負わず両家の絆を深める方法をご紹介します。
顔合わせ食事会は、両家が正式に顔を合わせる場として一般的です。
開始前に簡単な挨拶をし、食事をしながら親睦を深めます。
会の終盤には、結婚に向けた抱負や日程の共有などを行い、両家の理解を深めることが目的です。
進行役は新郎新婦が担うケースが多く、難しいルールなどは無いため無理なく運営できます。
服装はセミフォーマルが基本。
男性はスーツ、女性はワンピースやフォーマルなセットアップが無難です。
手土産は地域の名産や高級菓子など、両家で差が出ないような品を選びましょう。
会場はホテルの個室レストランや料亭など、落ち着いた空間が適しています。
記念品交換は、両家の思い出として残すことのできる品物を贈り合うことで、結納の代替としての役割を果たします。
ペアの食器や名入りの時計など、実用的かつ特別感のあるアイテムが人気。
フォーマルすぎず、気持ちのこもったプレゼントであれば、結納に代わる十分なセレモニーとなります。
また、最近では記念品交換も省略し、手土産の交換のみで済まされる場合が多数あります。
大事なのはお気持ちですので、スタイルに沿った形式を選びましょう。
婚約指輪の披露は、結納を行わない場合でも取り入れるカップルが多数。
顔合わせ食事会の中で手渡すのはもちろん、事前に二人だけのタイミングでサプライズ演出をするのも素敵です。
指輪を選んだ背景や、決め手となったポイントなどをエピソードとして話すことで、一層記憶に残る瞬間になります。
食事会や贈り物のシーンを、プロカメラマンに依頼して撮影するカップルも増えています。
会場や衣装に合わせて撮影を行えば、ちょっとした前撮りにもなり、一生の記念に。
フォーマルすぎないナチュラルな写真が、両家の絆を象徴する思い出になります。
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結納を行わない場合でも、費用の分担や金銭管理についてはしっかり決めておくことが重要です。
結納金を省くことで浮いた費用を、結婚式や新生活資金に回すカップルが多くいます。
とはいえ、両家の経済的関与をどうするかは明確にしておくとよいでしょう。
婚姻にかかる費用負担の割合や支払い方法など、早めに話し合うことでトラブルを防げますよ。
支度金とは、花嫁が婚礼準備のために使うお金を指します。
結納をしない場合は支度金も省略されることがありますが「入籍祝」や「新生活準備金」として別途渡すケースも。
形式よりも気持ちを重視して、渡し方や金額を柔軟に決めるのがポイントです。
結納を省略しても、お祝い金のやり取りは行われることが一般的です。
両親からの援助金の相場は数十万円~100万円前後。
金額に明確な決まりはないため、無理のない範囲で検討をしましょう。
受け取った際には必ず感謝の気持ちを伝え、使い道を共有すると安心です。
顔合わせ食事会の費用は、基本的に新郎新婦が負担するケースが多く見られますが、両家で折半にする例もあります。
金額や支払い方法を事前にすり合わせておくことで、会の雰囲気も和やかに。
場所やコース料理の内容によって予算は大きく変動します。
ご祝儀をいただいた際のお返しは、半返しが一般的とされています。結納をしない場合でも、両家の親族や関係者への配慮として、内祝いの品を用意するのがマナー。
相手の好みや家族構成に応じて、感謝が伝わるギフトを選びましょう。

結納をしないと決めたら、親世代への伝え方が鍵になります。
気まずさを避けるためにも、丁寧なコミュニケーションを心がけましょう。
まずは「形式にとらわれず、心を込めた形で両家のつながりを築きたい」といった前向きな気持ちを伝えるのが大切です。
一方的に決定事項を伝えるのではなく、意向を確認しながら話を進めると、反発を和らげることができます。
結納には地域ごとの風習が色濃く残っています。
親や親戚の中には、しきたりにこだわる人もいるかもしれません。
事前に地域の慣習を調べたうえで「こういう方法で代替できる」と提案すると、誠実な印象を与えることができます。
「結納はやるべき」といった強い意見が出た場合は、まず冷静に受け止め、相手の気持ちを理解する姿勢が重要です。
その上で「今の時代に合った方法で両家の絆を深めたい」と説明し、代替案を示すと納得してもらいやすくなります。
結納の代わりに顔合わせ食事会や記念品交換を検討している場合は、その具体的な内容を丁寧に説明しましょう。
写真付きの資料を用意するなど、イメージしやすい形で提案することで、親世代にも理解が得られやすくなります。
大切な話は、できるだけ直接会って話すのが望ましいですが、遠方の場合はオンライン通話でもOKです。
電話やメールでは感情が伝わりにくいため、表情が見える手段を選ぶことが、誤解を防ぐコツです。

結納をしないという選択は、決して珍しいものではありません。
しかし、親や親族との価値観の違いや、将来的な後悔を避けるためにも、じっくりと検討し、家族とも話し合いを重ねることが大切です。
「やらない」ではなく「どう代替するか」を意識することで、形式にとらわれない心温まる婚約の場をつくることができます。
そして、気持ちを新たにおふたりの未来へと歩みを進めていくタイミングが、結婚式の準備期間です。
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