お祖父ちゃんと歩いても良いですか?
お打合せで、ご新婦の歩未さんはお祖父様とバージンロードを歩くことを望んでおられました。お祖父様もまた、そのことを楽しみにしていたのです。
大切な孫とバージンロードを歩きたい!
バージンロードを歩くのであれば、自分の足で歩きたい!!
実はお祖父様、足を悪くされており、杖を使わなくては自分で歩くことも難しい状態でした。しかし、歩未さんとの約束を果たすために自分で歩けるように練習していたのです。
そのことを知り、ウェディングプランナーの尹さんはお祖父様にお会いすることを決めました。
バージンロードの意味を知って
お祖父にお会いした尹さんは歩く練習を通して、バージンロードの意味をお伝えしました。
バージンロードはご新婦自身の人生を表しています。ぜひ、ご新婦を育ててくれたお祖父様と歩いていただきたいです。
そうお伝えしたところ、お祖父様の目から涙が溢れていました。
お祖父様の孫娘に対する想いが感じられた瞬間でした。
いよいよ迎えた結婚式当日でしたが...
挙式が始まる寸前に、お祖父様は座り込んでしまいました。
実は前日に怪我をされていたのです。
さらに緊張も影響して、なかなか立ち上がることができませんでした。
小さな頃にした約束を守るために
お祖父様、杖を使って歩きますか?
と問いかけたスタッフにお祖父様は
杖はいらん!!
何のために、ここまで練習してきたんだ!
絶対、自分の足で歩くんだ!
と強く答え、立ち上がったのです!
扉が開いた瞬間
そこには、お祖父様とご新婦の姿がありました!
お祖父様は一歩一歩力強く、歩未さんとの思い出をかみしめるようにバージンロードを歩んでいました。
おふたりの歩く姿に、会場は感動に包まれました。
一緒にバージンロードを歩く
という夢が実現したのは、おふたりの強く結ばれた絆が起こしたキセキかもしれません。
会場:アクアガーデンテラス大阪
▼▼▼「一緒にバージンロードを歩く」という夢が実現した瞬間(04:58)