「母の味方は僕だけ」結婚式で大好きな母へ感謝の想いを伝えたい
結婚式。
それは、人生のパートナーとの新しい門出であるとともに、今まで自分を育ててくれた親御様への感謝の気持ちを伝える場でもあります。
幼い頃にお父様を亡くしたご新郎は、今まで女手一つで苦労しながら育ててくれたお母様に、心から感謝していました。
「母の味方は僕しかいないから、これから先もずっと母の味方でいたい」
ご新郎は、結婚式でその想いを伝える方法を考えていました。
母の宝物は息子が4歳の時に贈った手紙
そんな折、判明したのはとあるエピソード。
ご新郎のお父様が亡くなった日、悲しみに暮れるお母様に、まだ4歳のご新郎が1通の手紙をくれたのだとか。
「あの手紙が心の支えになり、どんなにつらく苦しいことがあっても今日まで乗り越えられた」
とお母様は語ります。
息子からのサプライズ
結婚式当日。
ご新郎は、お母様への想いを綴った手紙を、チャペルのお母様の席にそっと置いておきました。
その手紙に気づいたお母様は手紙を手にとり、じっくりと、噛み締めるように見入っていました。
息子の前で初めて見せた母の涙に会場は感動の嵐
ご披露宴の最後でお母様は、22年間自分を支えてくれた、当時4歳のご新郎からの手紙を読み上げました。
おかあさんありがとう
いつもありがとう
とうさんしんだけどかあさんがいるからぼくはげんきだよ
いつもありがとう
とうさんしんだけどかあさんがいるからぼくはげんきだよ
飾り気のない、素朴なメッセージ。
手紙を読み上げながら、これまでの想いがこみ上げ、涙するお母様。
それは、強いお母様が息子の前で初めて見せた涙でした。
ご新郎とお母様の強い絆に、会場のあちこちからすすり泣きの声が聞こえ、感動に包まれました。
お母様の初めての涙は(01:35~)。動画はこちら▼