温かいおばあちゃんの背中
小さい頃、ご両親やご兄弟、おじい様、おばあ様などにおんぶされた記憶は残っていますか?
おんぶは、だっことはまた違う安心感があり、信頼する人の肩越しに見える世界は、普段自分が見ているものとは異なって見えたものです。
ご新郎の大切な思い出は、小学校時代、最寄りのバス停までの徒歩30分の道のりを毎日おばあ様が送り迎えしてくれていたこと。
クタクタに疲れて帰るご新郎を、おばあ様はいつもおんぶしてくれ、時にはその温かい背中で眠ってしまうこともあったそう。
おばあちゃん子が感謝の気持ちを伝えたその方法とは?
そんな大好きなおばあ様と会わなくなって気づけば10年。
「これまでの人生で一番感謝しているのはおばあちゃん」。
そう言うご新郎はおばあ様に感謝の気持ちを伝えるため、ご披露宴である方法をとりました。
その方法とは…
「おんぶ返し」。
あの頃の大切な思い出のお返しとして、中座の際、ご新郎は大好きなおばあ様をおんぶして会場をあとにしたのです。
涙と笑顔に包まれた会場
ご新郎の小学校時代のエピソードを聞き、おばあ様をおんぶする光景を目の当たりにした会場。
おばあ様は嬉しそうな表情を浮かべ、ご新郎におんぶされていきました。
会場中はあたたかな空気に包まれ、笑顔と涙が溢れました。
おばあ様の心に、ご新郎の感謝の思いが伝わった、そう感じる素敵なひとときでした。
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