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秋元:葉加瀬さんと2人で考えたことというのは、どんなアイデアが盛り込まれた結婚式だったんですか?
高田:とにかく私たちの結婚式は他にはないと思います。私がその時、土曜と日曜の夜に生放送のテレビに出ていたんです。それで式と披露宴の両方をすると間に合わない可能性がある。でも仕事のためにバタバタになるのはいやなので、結婚式を2日間に分けたんです。初日は教会、披露宴は次の日。初日の式を皆さんに見ていただきたかったので、式の映像を撮って編集していただいて、それを披露宴の最初に私たちが出る前に会場を暗くして見ていただきました。その後、彼のお友達の生演奏に合わせて私たちが入場しました。最初にインタビュー形式で私たちが壇上でしゃべって、会場をバーっとご挨拶して回って、「じゃああとは食事を楽しんでください」って。全てそれは最初の30分ぐらいで終わって、「ここからコンサートを始めます」と言って2時間ぐらいは全部コンサート。皆さんは食べながらコンサートを聞くという感じで、関係者の挨拶は一切なし。仲人代わりに私達のキューピッドになってくれた方の挨拶を入れた程度で、だから来ていた方は全く飽きなかったと思います。
秋元:来て頂いたお客様は喜んで下さって、本人達は企画したから楽しいし、問題はご両親ですよね。
高田:でもね、結婚式って親のためなんでしょうか?
秋元:今は違うと思いますけど、そういう部分もありますよね。今までの結婚式というのは親の為にする部分が半分ぐらいあったんだと思う。新郎も新婦も知らない人が「私はお父さんの第一の親友でありまして・・・」と始まって、娘の名前をまちがえたりして・・・。そういう人の話を聞かなくてはいけない。そういう意味で、親の対面を保つというか。でもそもそも結婚式は自分達のもので、みんなにわかってほしい、紹介したい、というのが主ですよね。
高田:親戚は呼びましたが父の友人は一切呼ばず、父の会社の私が知っている方は呼びましたけど。基本的には私を取り巻く人たちしか私たちは呼ばなくて、でもそれで成立しました。あまりにもバタバタだったから誰もついてこれなかったんだと思います。でも友達の話を聞くと、ウエディングドレスを選ぶ時も相手のお母様が立ち会って、ほとんどお母様の意見で決まるなんていう話も往々にある。だから私は自分で好きなのを選びに行って・・。
秋元:それは葉加瀬さんと高田さんのカップルとしてのベストの結婚式ですよね。時々お誘いいただくホームパーティーでも、演奏会やりますよとか、すごく人を大事にしているカップルだと思います。だからその人たちみんなが楽しく集まって、いろんな人が演奏してセッションしたり、それをまた見たり。余計なスピーチはいらないというのはわかりますよね。
高田:最低限、私たちが表現できるみんなへの感謝の気持ちと喜びの気持ちは全部音楽で伝えたいというのがあって。
秋元:やっぱり音楽夫婦ですからね。それと葉加瀬さんと高田さんのオリジナリティは2日間に分けたというところがすごい。
高田:そうですよね。そこはたまたま3連休だったんですよ。だからみんなその2日間を来るっていうのをエンジョイしていただいて、友達などは初日はドレスっぽいので、次の日は着物だったり、みんなのファッションを楽しめました。
秋元:2日間が企画ですからね。
高田:お友達のママなんかもお呼びしたりして。なかなか2日間同じメンバーで集まることってないし。だからお洋服も気にするというか、それはそれで楽しんでくださったんじゃないかなと。
秋元:初めは高田さんの仕事の事情だったかもしれないけど、逆にそれが2人のオリジナリティになったからよかったですよね。
高田:それと1日空いたことで披露宴で結婚式の様子を皆さんにお見せすることができたことはすごくよかったし。私の友達で、教会でそのまま披露宴をやった方がいるんです。すごく素敵だなと思ったのは、「一番皆さんに見て欲しいのはこの教会です。だから披露宴でお食事をしていただくのももちろんだけれど、それよりも2人が愛を誓うのを皆さんに見て欲しかった」と。すごく理屈が通ってて素敵だなと思いました。
秋元:高田さんは自分達の結婚式がこうだったんですと楽しくお話できる。それこそが素敵な結婚式じゃないかと思います。つまり何年か後に自分達の結婚式をふりかえって、こんな風に話せたらいいな、と。是非このホームページをご覧の皆さんにも10年後20年後30年後に語れるような結婚式を作ってほしいなと思いますね。
高田:そうですね。
秋元:今日はありがとうございました。
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| 結婚式ってやればキリがない、準備することがたくさんあるし、みんなのことを思って作るとすごくプレッシャーに思うんだけれど、自分達がどう楽しむか、自分達の結婚式なんだということを最初に考えて、それから自分達が何をしたいかを考える。周りの人たちはあくまで脇役であり観客であるから、主役は自分たちなんだと考えて準備をすすめるとすごく楽しくなります。結婚式の準備をしているだけで、もう結婚式がいやになってしまうとよく聞きますが、そうじゃなくてそこが一番楽しくて、結婚式が人生最大の楽しい日、自分が主役になれる日に向けてどれだけ自分達が盛り上がれるか、そこを考えるといいのではないでしょうか。そこをどう楽しむかで結婚式は変わる。当日の感動する気持ちが変わってきます。とにかくその結婚式を楽しむこと。ちょっとでも不安には思わないほうがいいと思うし、その日は絶対やってくるもの。その日はあとから考えると人生の中で最高に素敵な日になるはずですから。「結婚準備をエンジョイする」っていうのはこれから結婚式をされる方に是非伝えたいことです。 |
高田 万由子 [たかた・まゆこ]
1971年東京生まれ。1994年東京大学文学部祖卒業。週刊朝日の女子大生シリーズで表紙を飾り、これを機に芸能活動をテレビCMに出演。以後、テレビ・舞台・映画で活躍。1999年ヴァイオリニスト葉加瀬太郎氏と結婚。一児の母でもある。 |



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