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秋元康プロデュース Produce by Akimoto
Vol.19 進藤晶子
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秋元康 vs 進藤晶子
結婚式でその人の幸せ度やセンスがわかります

秋元:縁側路線の枯れた夫婦みたいな感じの恋人がいいんでしょ。

進藤:お互い良きマネージャーみたいな感じがいいんです。

秋元:そこにいくのはなかなか難しいと思いますよ。そういう友達関係みたいないいパートナーというのは本当にお互いの関係がいい温度になっているということですから。

進藤:そうですね。

秋元:進藤さんは難しいですね。男性がガンガン押していくと、引いていってしまう。例えば、明日ご飯食べましょうということでデートして、ご飯を食べて、そして次は・・というようにどんどん押されるのは苦手ですよね?

進藤:そんなことないですよ。

秋元:押されたほうがいいんですか?

進藤:人によりますね(笑)。でも、そういう考えはそんなに嫌ではないですよ。

秋元:自分の方から積極的には行かないんですか?

進藤:積極的に行くと、私には、向いていないみたいで引かれるんですよね。

秋元:なんででしょう?重たく感じられるのですかね?

進藤:多分慣れない事すると、相手が引くんでしょうね。

秋元:恋愛の基本は追えば逃げるし、逃げれば追うから、どちらかが行かないとうまくいきませんね。

進藤:秋元さんはそういう駆引きが上手そうですね。秋元さんに私の後ろにいて欲しいです(笑)。今行けとか今引けとか。

秋元:僕はわかりますよ。分かるけれども、僕は駆引きしないんです。駆引きをすると駆引きは駆引きに負けます。、例えば、電話しているのはいつも自分の方だけで、相手から電話がかかってこないなあと、しばらくかけるのやめようと思ったりしますよね。そのことが無駄だと思うんです。かけたければかければいいんです。

進藤:そう思います。シンプルが一番いいと思いますよ。

秋元:例えば、電話番号交換してもかけないタイプでしょ?

進藤:そうでもないですよ。

秋元:僕の想像では、積極的じゃないような気がします。

進藤:確かにストレートにはかけませんね。何か理由をつけてからかけます。

秋元:僕の友達に進藤さんと仲の良い人がいるんですが、その方たちが進藤像を描くと、「ご飯食べ女」と言うんです

進藤:友達がたくさんいて幸せなんですよ。

秋元:ご飯食べ女じゃ寂しくないですか?

進藤:ご飯一人で食べるより、皆で食べたほうが楽しいと思います。

秋元:そうなると、だんだんみんな進藤さんのところに電話して、「ねえ進藤、洋食で美味しいところない?」とかコンシェルジュみたいになりますよ。

進藤:いいですよ。予約もしてあげます。

秋元:女友達と遊んでるほうが楽しいですか?

進藤:男友達でも女友達でもどちらも楽しいです。

秋元:僕もそうです。僕は32歳の時に結婚しようと思ったんですけれど、きっかけは、皆でよく遊んでいたのですが、ホラー映画を見たり、鍋パーティーしたりしていてそれが終わり、帰る時にそれぞれの家に、それぞれのカップルが帰っていくのを見送って片付けたりしている時、「何やってるんだろう俺は」と思って。
つまり、どんなにいい女友達男友達がいても、結局は人は対なんだと。世の中の人の基本はペアで参加するパーティーみたいになってるんだなとその時思いました。

進藤:なるほど。ひとりでいるっていることは、結局偏ってしまうと思うんですね。昔哲学か何かの授業で、パートナーと背中合わせで生まれてきて、それでこの世に出た後、別々になって、そのパートナーを捜し求めると教わりました。本当にその通りだと思います。やっぱり自分が見える方向って180度しか見えないと思うんです。見えていないところを補ってほしいっていう気持ちはものすごく強いですね。

秋元:人はみんな完璧な人はいないんです。みんなどこか欠落しているわけです。それをパートナーに見つけてもらうんです。

進藤:私の場合、仕事になるとわりと完璧にやりたくなるんです。

秋元:責任感が強すぎるんですね。

進藤:アナウンサーっていう仕事は、周りに評価されて、責任をまっとうできる仕事だと思うんです。だから、多分生まれながら持っていた性格とその仕事柄が、どんどんミックスされて「私はこういう性格です」とか「こういう人がいいんです」と言えなくなってきました。

秋元:そうですか。

進藤:だから情熱的な人もいいと思いますし、冷静で、わたしより物が見えている人もすごく魅力的に見えます。多分自分が何者かが良くわからないから、こういう人になりたいとか、こういう結婚生活が理想ですって、言葉に出来ないんです。

秋元:今までにプロポーズされて、どうして断られたんですか?

進藤:断ったのは、タイミングですね。仕事がちょうどまだ20代で、評価いただくような仕事ができなかったのでもっと仕事を頑張りたかったのです。

秋元:どう言って断ったのですか?

進藤:はっきりとは断らなかったと思います。多分のびのびになって、「今そういう状況じゃない」と言ったと思います。

秋元:タイミングが一番重要ですからね。

進藤:自分もそういう心構えが出来ていないとそういう気持ちにならないものですね。

秋元:生き方も、自分探しもまだ模索している中、「どんな結婚式を挙げたいですか?」といっても、思い浮かばないでしょうね?。

進藤:そうですね。思い浮かばないですね。

秋元:例えば、誰かの結婚式に行ってよかったなということはありますか?

進藤:私が初めて司会をした結婚式なんですけど、新郎・新婦とも友人で、おすぎさんが仲人(笑)。今でも仲が良いんですけど、乾杯とか祝辞とか媒酌人もいなくて、ホテルでこじんまりとやったんです。よくビデオを披露宴で流しますよね。そのビデオに出席した人みんなの姿が盛り込まれるように、生い立ちを写真でつづってあるんです。ご主人が映画関係の仕事をされていたので、映画のストーリーに仕上げて、私自身すごくうれしかったんです。新しいコミュニティーができるんだなって。まだ23歳か24歳でしたけど、すごく実感したんです。そのご夫婦は今でも憧れですし何か本当に今後ともよろしくお願いします、これが僕たちの仲間なんですっていうお披露目式のような感じで。そんな結婚式はもう忘れられないですね。

秋元:結婚式の内容で、その人の幸せ度とかセンスとかわかりますね。

進藤:私もそう思います。結婚式ってイメージアップにもなるし、イメージダウンにもなりますよね。

秋元:僕が一番いい結婚式だったと思うのは、とにかく話せる結婚式。同じテーブルどおしでもワイワイできるし、新郎新婦とも話をできる。それがよかったです。

進藤:そうですね。

秋元:T&Gがプロデュースする結婚式はその"近さ"があるんですよ。近いというのは面白いですね。

進藤:私もT&Gさんの結婚式に、TBSの先輩があげられたので出席したことがありますが、最後はみんなワイワイ話して帰っていかれましたからね。距離が近かったです。
 
秋元:いくつもの結婚式をサポートしてきたプランナーにサポートしてもらうっていうのはいいですね。

進藤:そうですね。

秋元:こうなると、進藤さんも結婚するときはT&Gですね。

進藤:いつになるのかしら(笑)。決まったら泣いてくださいますか?

秋元:泣きますとも(笑)。

進藤:喜んでくださいます?

秋元:最後にお見送りするじゃないですか。 その時に「進藤よかったな」って手を握って涙ぐむと思いますよ。

進藤:妙な想像を掻き立てるからやめてください(笑)。

秋元:多分進藤さんはこれだけ慎重に選んでいるわけですから。

進藤:選んでないですよ。

秋元:選んでいるというのは、彼氏を選んでいるわけではなくて、人生を選んでいるんです。

進藤:なるほど。

秋元:つまり、どうしても女性は男性を選んでその人の背中しか見なくなっていっていますが、これがもったいないと思うんです。自分はこういうことがしたいという時に一緒に歩いてくれるパートナーを見つけたほうがいい。でも、難しいんですよ。

進藤:どうして難しいのですか?

秋元:進藤さんはそういうことを出来ているからいいじゃないですか?この人と結婚したいということが先に立つとその人の背中しか見えなくなってしまう。でも、進藤さんはとりあえず自分がこういうことをしたいというのがあって、ここにすっとこう。

進藤:気付いたら、横にすっといてくれるといいですね。

秋元:ほとんどの人がある日突然もう結婚生活しているという風になりたいといいますが。

進藤:私の周りにまだ独身の方がいらっしゃるので、はやく結婚していただいて、私も孤独感を感じて、急いで結婚したいと思います。

秋元:是非その時はT&Gで。

進藤:秋元さん泣いてください。よろしくお願いします。ありがとうございました。

秋元:ありがとうございました。
 

進藤 晶子(しんどう・まさこ)
1971年9月10日 大阪府出身
1994年にTBSにアナウンサーとして入社。「NEWS23」のスポーツキャスター、
「ニュースの森」のキャスターを経て2001年よリフリーキャスターとして独立。
2004年よりWOWOWテニスのメインキャスターとして活躍中。

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