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秋元康プロデュース Produce by Akimoto
Vol.9 斉藤慶子さん
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秋元康 vs 斉藤慶子

秋元:こんにちは。

斉藤:こんにちは。

秋元:斉藤さんは、やはり子供のころはお嫁さんになるのが夢でしたか?

斉藤:そうですね、夢は大学を卒業して、1、2年ぐらいはOLとして働いて、社内結婚して、24,5までには結婚して、子供は3人くらい。福岡に住めたら素敵!という感じでしょうか。


秋元:だいぶ変わりましたね。

斉藤:変わりましたねー。東京に住むなんて思ってもいなかったし、東京というのはお金を貯めて、何年かに1度、大旅行で来る所というイメージ。今でも東京に住んでいることが不思議になることもあります。

秋元:何歳で結婚したんですか?

斉藤:36歳です

秋元:いいじゃないですか。その年齢を経てから判断したのであれば間違いがない。若いころというのは結婚したいのかその人とただ一緒にいたいだけなのかがわからないんだと思います。

斉藤:「恋に恋焦がれる」みたいなところがありますよね。

秋元:斉藤さんが結婚したいと思った彼の決め手は何なんですか?

斉藤:彼の決め手ですか??ウーン・・。

秋元:いろいろな人と付き合ってみても結婚までは踏み切れなかった、とか。

斉藤:私は付き合うとその延長に結婚があるというタイプなんです。「結婚」と「恋愛」は別というのではなく、好きになるとできるだけその人と一緒にいたい、結婚したい、その人の好きなイメージになりたいと考えるタイプ。理想は電話がかかってきて「もしもし」って言うときに「斉藤慶子」という平凡な名前ではなく、その人の名前で出るというのが夢でした。

秋元:奥さんになって嬉しいと思うのは、銀行とかで苗字で呼ばれたときですか?初めは「え?誰のこと?」と思うけれどもその名前が自分の名前だとわかってくるのが幸せなんですよね。「うちの主人が」と言ってみるとか。

斉藤:私は言えないんですけれどもね。

秋元:僕もです。「うちの女房」とは言えない。「かみさん」とか「女房」ですね。「ワイフ」とかはちょっと恥かしくて言えないです。でも「女房」って古風ですよね

斉藤:私も。「主人」とか「夫」って言えません。言う時は苗字ですね。最初から苗字だったからもう言えないです。

秋元:でも電話がかかってきて「主人は仕事出ていますけれども」という時には「○○さん」とは言わないよね。

斉藤:さすがにそれは頑張ってそう言うようにしていますし、あと子供の幼稚園の関係などでは言いますが、精一杯頑張って言わないと恥ずかしくて照れくさくて言えない。

秋元:なんで彼と結婚したんですか?やっぱり付き合った延長?

斉藤:延長です。当然ながら結婚というスタイルがあって、あとはいかに求められているかっていう点が大きかった。自分は山あり谷ありだから自分だけの気持ちだとふらふらしていて、ずっと上のほうに飛んでいくわけでもないから、上がったり下がったりしているときにぐっと引っ張られたいんです。

秋元:斉藤さんは結婚に向いているタイプですか?

斉藤:基本的に向いているタイプだと思っていましたけれども、やっぱり自由でいたかったっていうのもありますよ。

秋元:でも結婚前と結婚後でも変わらないですよね。

斉藤:変わっていないですよね。ちょっと自慢。変わんないでしょ(喜)。

秋元:性格的にどっしりしているというかあまり動じないんですよね。すごくマイペース。

斉藤:マイペースですね。気は小さいけども、流れるまま、流されるままに乗っていくことができるので楽です。

秋元:だから、男は斉藤さんみたいな人と結婚したくなりますよね。あんまり神経質でナーバスで細かいことばかり言う人は、恋愛中は楽しかったりするけれど、だんだん疲れてしまう。結婚するときは「なにがあっても大丈夫」というほうがいい。

斉藤:でも料理とかできないですよ

秋元:料理なんて別にどうでもいいんですよ。それよりも、結婚が何かって言うと、世界中が敵になっても一人だけ味方にいて「大丈夫、なんとかなるから」「自分は味方だよ」って言ってくれる人がほしい。あとの細かい、例えば料理が上手だとか、きれい好きとか、人付き合いがいいとか、対外的なものはあるけど、自分の支えというのはそういう感じじゃないかな

斉藤:子供に対しては血縁という気がするので、もちろん理想とか、こうして欲しいとかあるけれども、何十年も別々に生きてきた相手と、全てを面と向かっていると疲れちゃいますよね。最初はそれが楽しかったり、ぶつかり合ったりしていたけど、それにずっと付き合っていると疲れちゃうから、ちょっと斜めに交わして流すことを覚えました。

秋元:恋愛のときはお互いに一番いい所を見せようと思うじゃないですか。非日常的というか。週に2回会うとしたら、その2回だけ素敵な自分を出せばいいけれども、でも結婚するとそうはいかないから、一番楽な人と結婚するのが一番いい。

斉藤:奥さんは一番楽なんですか?

秋元:一番楽!

斉藤:奥さん、しっかりしてますよね

秋元:うーん、しっかりというか斉藤さんに近くて、マイペースですよね。マイペースになったんだと思う。最初は若くして結婚したから揺れ動いただろうし、なんでうちの旦那は早く帰ってこないんだろう、と思っていただろうけれども、そのうちしょうがないんじゃないか、って思ってきたり。

斉藤:私もそう。私は子供に合わせて朝早いじゃないですか。うちの旦那さんは帰るのが遅くて朝も遅いからすれ違うんだけど、それが新鮮だったりする。あんまりべったりしている、っていうのもつらいかな

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